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管用ネジの呼び名

管用ネジの呼びについては、たまに質問が入るのですが、とてももわかりにくいので、少しまとめてみます。でもこれも調べた知識をまとめた程度のものなので、「俺の方がもっと詳しいぞ!!」って方のコメント待ってます!!

俗に言う「イチブ:1分」と言うのは「1/8(インチ)」の分子の1を取ってそう呼んでいます。同様に
【呼称=呼び径】 【表記】
・「ニブ :2分」  2/8 ⇒ 1/4
・「サンブ:3分」  3/8
・「ヨンブ:4分」  4/8 ⇒ 1/2
のそれぞれ分子を取ります。
2分と4分ですが、ややこしいことに何故か表記は1/4、1/2と約分されます。

で、1インチは25.4mmですから、その2/8とは6.35mmとなります。
この数字が管用ネジ(仮に雄ネジ)のどこなのか...実はどこにも見あたりません。

不思議な話です。
手持ちの「ニブ」の継手のネジ外形はおよそ12mm。
どこを計っても、「6.35mm」の場所はないです。
けれどそのネジを「ニブ」と人は呼びます。

実は私も、教えられた通り、対応表だけの知識でした。
「これをニブと呼ぶからニブなんだ」と。
正解は「管の内径」を基準に呼び径があるそうです。
内径6.35mm(2/8インチ)の管に規定のネジを切ったものを「ニブ」と呼ぶそうです。
でも手元の継手の内径は6.35mmではありません。何故?
これを紐解くには管用ネジの歴史に遡ります。

今では「ニブ」に規定されているネジを切るに際し、管の肉厚が薄いものに切ることができます。従ってその内径は6.35mmより太くなります。
当然ですが、塩ビ管、継手、カプラー、色々な管用ネジを切ったものがありますが、ネジ基準で同じ「呼び」をすると、ますます内径はバラバラです。
「昔、内径2/8インチの管に切ったネジと同じネジ寸法を持ったもの」を「ニブ」と呼ぶ訳です。三段論法に歴史が加わり、意味不明なストーリー?でした。

おまけですが、管用ネジの呼びは、以前はテーパネジ(PT)と、ストレート(PF)で表していました。一般的にシールテープを巻いて使うのがテーパネジです(少し先端が細い)。JIS規格が変更され、現在は「G」で標記されます。つまりやっぱり「呼び」は継承されている訳です。

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